
人はなぜ夢を見るのか?
■私は睡眠中によく変な夢をみます。子供の頃から何度も何度も同じ夢を見ます。大人になって旅行に行ったり、散歩をしている時に「あれ?これ夢で見た場所だ」と気付かされることがよくあるのです。皆さんも、初めての場所なのになぜか知っている場所のような気がする。初めて会った人なのに昔から知っている気がする。そんな事ってありませんか?まるでアリス・イン・ワンダーランドのような世界・・・そんな素朴な疑問「夢」について調べてみました。ちなみに、睡眠中の夢以外にも「あなたはよく夢を見ますね」と人から言われます(笑)
■夢を見ていないはウソ
よく、私は夢をみないという人がいますが、それは朝起きた時に覚えていないだけで、本当は睡眠中にいくつも夢をみています。自分が起きる時間に近い夢をたまたま覚えていただけであって、むしろ、夢を見るのが普通と言ってもいいほどです。特に目が覚めたときに覚えている夢のほとんどが覚醒前20分以内にみた夢が多いとされているようです。夢には時間軸がないので、実際の睡眠時間よりも長い、数時間から数日に夢を感じます。
■夢のメカニズム
夢はもちろん睡眠中に見るものですが、人間は寝てから起きるまでは「深い眠り(ノンレム睡眠)」と「浅い眠り(レム睡眠)」を交互に繰り返しています。夏の日で寝苦しくてなんども寝返りを打っている状態は浅い眠り(レム睡眠)の状態です。夢のメカニズムについてはまだ解明されていない部分が多いのですが、昔は夢を見るのは浅い眠り(レム睡眠)の時だけと言われていたのですが、最近の研究によって深い眠り(ノンレム睡眠)でも夢を見るのが確認されています。いわゆる悪夢は深い眠り(ノンレム睡眠)の時に起こると言われています。悪夢ばっかり見る私は実は熟睡していた?って事になります。熟睡しているのに、変な夢をみて疲れてしまう?なんだか変な気がします。もう少し詳しく夢のメカニズムを説明すると夢を見る簡単な図式は、浅い眠り(レム睡眠)にPGO波という脳波が視床下部にある端網様体や、後頭葉にかけて現れるそうだ。このPGOが海馬などを刺激して記憶を引き出し、大脳皮質に夢を映し出すと考えられているようです。
■夢を見る理由
夢を見る理由がしっかり分かれば納得する部分もあると思うが、なんだか分からない恐ろしい夢をみて、寝起きがすごく悪くって・・・なんて時はどうにもこの夢をどう解釈したらよいかさっぱり分からないんである。これが夢には必ず意味があるとか、何かの暗示だとか決まっていれば、それなりに受け入れ態勢ができるが、人を攻めようにも自分の脳内で起きたことなんで、誰も攻められずにただ怖い夢を見たとランチ時に人に話すのが精一杯な感じとなる。どうにもこの消化不良な感じがイヤな訳だが、夢を見る理由については何も一切分かっていないみたいようだ。それでも、偉い研究者さんが考えた今のところの結論としては下記の2つだそうだ。
・脳が無意味だと思う情報を捨てようとする際に現れる現象
・脳が大切な情報なのでしっかり覚えておこうとする現象
■夢はコントロールできるか?
私の場合の夢は、悪人に追われているのに、自分の走るスピードがスローモーションだったりと、自分の思い通りにはならずに苦しい夢ばかりです。たまに、すごくいい夢なのに、あともう少しというところで目が覚めたりします。夢の中では現実では想像できない場所や場面現れるのですが、行動はほぼ現実の行動に似ています。普段が怖がりだったら、夢の中の悪人とも戦えるハズはありません。夢って気持ちの良いものだと思っていたのですが、99%いい思いをしたことがありません。夢の中で空を自由に飛べる人などがいますが、そんな夢を見れる人はとてもうらやましく思います。そんな夢を一度で良いので見てみたいのです。どこの会社かは忘れましたが、夢を自由に見られるという夢のようなマシーンが発売されておりまして、例えば好きな人の夢をみたい時は、その人の写真をマシーンにおいて、睡眠に入る前にその人の事を思い浮かべるそうです。そのマシーンの詳細は忘れましたが、寝る前に見たい夢を強く願うという事らしいです。興味がある人はネットで検索してみてください。たまに、夢の中にはまったく興味がない意外な人が夢に出てきたりしますが、なんでだろう?と思うと逆に意識をするようになったり、本当は好きだから夢に出てきたのかな?なんて考えたりもします。自分の意思とはまったく関係のない世界がそこにあったりする訳ですから不思議ですが、自分の脳から想像されていることを思うと自分自身が作りだしているものが夢なんです。
■夢はカラーかモノクロか?
夢は鮮やかなカラーで見る人と、いや、夢はモノクロだよと言う人がいます。私はどっちだろうと思って注意深く夢を見ていたが、どうしても色があったのか?なかったのか?が良く分からなかった。でも、つい最近見た夢は「真赤なカエル」が登場した。やったぁ自分の夢はカラーだ!と、思ったのですが、よく見るとその真赤なカエルだけがカラーで、あとの景色はモノクロなのです。私の夢はまだ全色カラーではなく、部分的にカラーという事が分かりました。早く全色カラーの素敵な夢を見たいものだ。ちなみに女性の方がカラーの夢が多いそうです。
■夢に味や臭いや感覚はある?
よく夢の中で味や臭いの感覚である知覚と呼ばれるものを感じる事があります。知覚とは「聞覚・触覚・味覚・嗅覚」のことを言います。とても恥ずかしい話なんですが、食べ物の夢をみた時に味は分からなかったのですが、確実に口がモグモグ動いていたことを確信したことは何度となくあります。また、人と触れた場合などはその感覚をハッキリと覚えています。知覚は寝ている時の肉体が感じている外的な知覚が夢に影響をしているようです。例えば寝ている人の顔に上にタオルなどを置くと、夢の中で顔に押し付けられている夢をみたり、足をぶつける夢をみたら、現実でも足をぶつけていたり、特に尿意が夢に反応されやすいようで、排泄に関する夢は現実でも膀胱が限界に近かったなどのことはあるようです。また、夢の知覚は、性別や年齢によっても見やすいなどもあるようです。
■夢に隠されたメッセージ
夢といえば、深層心理学において、夢分析のジークムント・フロイトやカール・ユングの研究が有名です。ですが、現在ではその説も偏った解釈をしているという説が多いようです。現在は夢分析も改良されて現代人の実情を理解した分析になっているようです。夢は何かの暗示とか、希望、願望を表すなどと言われてはいますが、しかし、夢は何で見るのか分かっていないので、あまり夢で見た出来事についてはふーんという感じが良いと思います。また、日本人は占い好きなので、みた夢で占う「夢占い」なるものがあります。これも手相などと一緒で、良いことは受け入れることにして、自分の都合の悪いことは忘れる程度で良いんじゃないかなぁと思います。まぁ、夢には夢で見たままのことが現実となる「予知夢」と言われるものもありますが、興味がある方は調べてみると面白いかもしれませんね。
